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一級建築士

試験合格と免許登録​

一級建築士は、建築物の設計や工事監理を行うための国家資格です。試験は国土交通大臣が行い、試験の指定機関は建築技術教育普及センターです。試験に合格した時点で業務を始められるわけではなく、免許登録が必要です。2020年以降の制度では、受験資格と免許登録時の実務経験を分けて確認します。受験できる学歴・資格等があっても、登録時に必要な実務経験を満たしているとは限りません。

受験資格は建築に関する指定科目を修めた学校の卒業、二級建築士、建築設備士など複数の経路があります。学校の種類と入学時期で必要な科目や証明書が異なります。卒業証明書だけでは足りない場合があるため、センターが示す「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」などを確認してから申込みます。

学科と設計製図​

試験は「学科の試験」と「設計製図の試験」で構成され、学科に合格しないと同年度の設計製図を受けられません。学科は計画、環境・設備、法規、構造、施工を扱います。設計製図では毎年公表される課題に対し、条件を読み取って図面と計画の要点をまとめます。学科合格者が製図へ進める回数には制度上の扱いがあるため、過年度合格者は免除資格の残り回数を確認してください。

2026年の試験日は学科が7月26日、設計製図が10月11日、受験手数料は17,000円(非課税)に決済手数料が加わります。2026年度の申込受付は終了しています。これらの日付は年度固有なので、次回受験者は公式日程を確認してください。学科の合格基準点や製図課題も年ごとに公表されます。

登録を見越した準備​

受験前に、卒業校と履修科目でどの受験資格区分に当たるか確認します。受験資格の書類は申込期限前に取得し、指定様式が必要な場合は学校へ発行を依頼します。学科に受かった後は製図の課題発表を確認し、過去の図面を写すだけでなく、与条件から必要室、動線、構造・設備上の制約を組み立てる訓練が必要です。

免許登録に必要な実務経験の内容、証明書、登録先は試験の指定機関と同じではありません。合格後は日本建築士会連合会の登録案内へ進んでください。過去の「総合合格率」だけでは、自分が学科から受験する場合の見通しは分かりません。受験区分と試験段階を分けて結果を読むのが適切です。

公式情報​

制度確認日: 2026年9月24日。受験資格と免許登録要件は別に確認してください。