メンタルヘルス・マネジメント検定 II種(ラインケアコース)
II種を選ぶ人
II種は、管理監督者が部下のメンタルヘルス対策を進めるためのラインケアコースです。労働者本人が自分のストレスへの気づき方や対処を学ぶIII種、人事労務管理スタッフや経営幹部が社内施策を推進するI種とは対象が異なります。部下の変化を把握し、職場環境の改善や相談窓口への連携を担う人が候補です。検定は医療資格や診断技術を与えるものではありません。体調不良の診断や治療は医療専門職につなぐ必要があります。
2026年度の試験と教材
2026年度の公開試験は年2回です。第41回は2026年11月1日、第42回は2027年3月21日に実施予定で、2026年度はII種・III種に加えて、第41回のみI種も実施されます。II種の制限時間は2時間、受験料は7,480円(税込)で、学歴・年齢などの受験資格に制限はありません。試験会場、申込期間、配慮申請などは各回の公式案内を確認してください。
2026年6月25日に公式テキスト第6版が発行されました。2026年度の公開試験は第6版に準拠し、テキストの理解だけでなく応用力も問われます。2026年9月末までに行う団体特別試験は第5版準拠、それ以降の団体特別試験は第6版準拠と案内されています。会社経由で受験する場合は公開試験とテキストの切替時期が異なることに注意してください。古い過去問を使う場合、法律や統計の記述が現行版と一致しているか公式の正誤情報で確認します。
出題範囲と職場での判断
II種では、管理監督者の役割、ストレスと心の健康に関する基礎、職場環境の評価・改善、個々の労働者への配慮、相談への対応、社内外の資源との連携、休業者の復職支援を扱います。問題演習では、上司が一人で解決を抱え込まないこと、本人の話を聞きつつ産業保健スタッフや人事部門の役割を尊重すること、職場環境の見直しと個人情報への配慮を両立させることを軸に考えます。
試験対策では、公式テキストの章ごとに「上司が実施できること」と「専門職・会社の制度へつなぐこと」を分けて整理すると、暗記した制度を事例問題で使いやすくなります。受験者データは公式サイトに掲載されていますが、過去の合格率は次回の合格可能性を示すものではありません。
公式情報
更新日:2026年9月24日(2026年度の日程・第6版の適用範囲を公式情報で確認)