マンション管理士
管理組合を支援する国家資格
マンション管理士は、管理組合や区分所有者の相談を受け、管理規約、総会運営、修繕、会計などについて専門的な助言を行う国家資格です。管理会社側で委託契約や管理事務の報告を担う管理業務主任者とは、関わる立場が異なります。マンション管理士は組合側の課題整理や合意形成を支援する役割を目指す人、管理業務主任者は管理会社で管理委託業務に関わる人が検討しやすい資格です。
資格取得は試験合格後に登録を受ける流れです。試験に合格しただけで、管理組合の代理人や弁護士として法律問題を処理できるという意味ではありません。業務では建築士、弁護士、管理会社、自治体などと連携し、専門分野に応じて判断をつなぐことが大切です。
令和8年度試験
2026年6月2日付の国土交通大臣公告では、令和8年度試験は2026年11月29日(日)13時から15時、受験手数料9,400円です。郵送申込は8月31日消印有効で終了しましたが、インターネット申込は9月30日16時まで受け付ける案内です。記事更新日の2026年9月24日時点では、オンライン申込の締切まで日数が少ないため、申込資格・写真データ・支払方法を公式受験案内で先に確認してください。
試験は四肢択一式で、出題に係る法令等は2026年4月1日に施行されている法令等と公告されています。過去の合格基準や合格率を次回試験の固定点として扱わず、年度ごとの受験案内と試験結果を分けて参照します。2026年度受験案内には、受験手数料の納付方法、申込書類、試験地、持ち物などがまとめられています。
学習範囲と科目の結びつけ方
区分所有法、マンション管理適正化法、標準管理規約、民法、建築・設備、会計などを横断して学びます。法律用語を覚えたら、管理組合の総会で何を決議するのか、修繕工事の合意形成で誰が説明するのか、と具体的な管理場面に戻して考えてください。建物設備の知識も、点検結果や工事提案を読み、専門家への確認が必要な点を見つけるために役立ちます。
管理業務主任者試験合格者には、一部科目の免除制度がある年度があります。免除対象や申請に必要な証明は、マンション管理センターのその年度の案内に従います。古い教材に書かれた免除条件や出題法令の基準日はそのまま使わず、受験年度の案内で確認してください。
公式情報
更新日:2026年9月24日(令和8年度試験日・費用・受付期限を公式公告で確認)