薬剤師
仕事と資格の役割
薬剤師は医薬品の専門職で、調剤、服薬指導、医薬品の供給や品質管理、薬事衛生などを担います。薬局・病院だけでなく、製薬企業、行政、医薬品卸など働く場も異なります。資格取得後の仕事は一様ではないため、患者と接する仕事、薬の開発・情報提供、制度や品質を支える仕事のどれに関心があるかを、薬学課程の実習や就職情報で確かめることが大切です。
受験資格と2027年試験
薬剤師国家試験の標準的な受験資格は、6年制薬学課程を修めて卒業した人、または受験年度に卒業する見込みの人です。海外の薬学校を卒業した人などには別の認定ルートがあります。厚生労働省の第112回案内では、試験日は2027年2月20日・21日、受験手数料は6,800円です。受験資格の確認や出願方法は、年度ごとの受験案内を必ず参照してください。
試験は必須問題、薬学理論問題、薬学実践問題で構成され、物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度、実務などを幅広く扱います。合格基準は単純な固定得点率ではありません。相対基準や各領域の条件を含む厚生労働省の発表で確認し、過去の合格点を次年度の確定基準として扱わないでください。
学習と受験判断
学部課程の講義・実習と国家試験対策は別々にせず、作用機序、適応、禁忌、副作用、相互作用を病態と結びつけて復習します。必須問題は基礎知識の取りこぼし防止、理論問題は根拠の理解、実践問題は患者情報や処方内容を読み解く練習に分けると、弱点を把握しやすくなります。厚生労働省の試験科目・過去問題・正答を使い、選択肢を誤りと判断した理由も説明できるか確認してください。
合格後に必要なこと
国家試験の合格は薬剤師免許の登録と同じではありません。薬剤師として業務を始めるには、合格後に免許申請と名簿登録の手続きを行う必要があります。申請先、必要書類、登録完了までの期間は厚生労働省の案内を確認し、就職先の勤務開始日とも調整してください。免許取得後も、業務分野に応じて継続的な知識更新が求められます。
公式情報
更新日:2026年9月24日(第112回の日程・手数料を確認。受験資格と免許申請は最新案内で要確認)