情報セキュリティマネジメント試験(SG)
この試験が向いている人
情報セキュリティマネジメント試験は、IPAの情報処理技術者試験の一つです。システムの脆弱性を発見する技術者だけでなく、個人情報や業務データを扱う営業、総務、人事、企画、委託先管理などの担当者が、組織のルールに沿って安全に仕事を進めるための知識を問います。ITパスポートで基本用語を学んだ後に、職場の情報管理へ学びを広げたい人にも候補になります。
現行の試験形式
IPAの試験情報を2026年9月24日に確認した時点では、SGはCBT方式で年間を通じて随時実施されています。試験時間は120分、科目A・科目Bを合わせて60問です。科目Aは四肢択一式の知識問題、科目Bも多肢選択式で、現場の事例に対する対応判断を問います。合格基準は総合評価点600点以上(1,000点満点)です。評価はIRTに基づくため、単純な正答数だけで合否を計算する試験ではありません。
2023年度からCBT随時方式になり、旧制度の春期・秋期日程や48問・12問という古い問題構成を掲載する案内も検索結果に残っています。受験前にIPAの現行ページで出題数・予約可能日を確認してください。受験手数料は税込7,500円と掲載されていますが、申込画面に表示される金額と案内が異なる場合は申込時のIPA情報を優先します。
科目Aと科目Bの勉強範囲
科目Aでは、情報資産、リスク、ISMS、インシデント管理、マルウェアや不正アクセスへの対策、関連法規などを扱います。ネットワーク、データベース、システム監査、経営管理も関連分野です。用語を覚えたら、どの情報を守る規程なのか、誰が管理策を実施するのかまで結びつけてください。
科目Bは職場で起こる状況を読み、対応を選ぶ問題です。たとえば委託先の確認、アカウントの権限、情報漏えいのおそれ、従業員への注意喚起など、担当者として誰へ何を連絡し、どの記録を残すかを考えます。現場の問題を個人の判断だけで処理するのではなく、組織の規程や担当部署に照らす視点が鍵になります。
受験準備
IPAはSGと基本情報技術者試験の公開問題・解答例を掲載しています。まず公開問題を時間を測って解き、科目Aの知識不足と科目Bの判断理由を分けて記録します。間違えた問題は正答の暗記で終えず、情報資産、リスク、対策、報告先の関係を自分の言葉で説明するとよいでしょう。受験日を自分で予約できるため、学習計画の区切りを決めてから空き枠を選べます。
公式情報
更新日:2026年9月24日(試験形式・手数料・出題内容を同日確認)