メインコンテンツまでスキップ

情報処理安全確保支援士試験 (SC)

概要​

情報処理安全確保支援士試験(SC)は、サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して、企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援する「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」になるための国家試験です。 情報処理技術者試験の中で「高度試験」に分類され、セキュリティ分野の最難関資格の一つです。 合格後、所定の手続きを経て登録することで、国家資格「情報処理安全確保支援士」の名称を独占的に使用できます。

試験詳細​

項目内容
試験時間午前I:50分、午前II:40分、午後:150分
問題数午前I:30問、午前II:25問、午後:記述式(4問中2問選択)
合格ライン午前I・II、午後ともに60%以上の得点
受験料7,500円(非課税)
受験資格なし
有効期限試験合格自体に期限はないが、登録資格(登録セキスペ)を維持するには定期的な講習受講が必要
試験方式筆記試験(春期・秋期の年2回実施)

学習範囲・シラバス​

  • 午前I・II
    • セキュリティ技術全般、ネットワーク、システム開発、法務など
  • 午後試験
    • セキュリティインシデント対応
    • セキュアなシステム設計・開発
    • ネットワークセキュリティ
    • 暗号技術、認証技術
    • リスク管理、監査

難易度・勉強時間目安​

  • 難易度: 高度(ITスキル標準 レベル4)
    • 高度な専門知識と、長文の記述問題に対応する国語力・論理的思考力が必要です。
  • 勉強時間:
    • 応用情報(AP)合格者: およそ 200 ~ 400 時間
    • 実務経験者: およそ 50 ~ 100 時間

公式情報​

試験合格と登録セキスペの違い​

情報処理安全確保支援士試験(SC)に合格した人が、すぐ登録セキスペの名称を名乗れるわけではありません。国家試験への合格後、登録申請を行って情報処理安全確保支援士として登録し、登録後は法令に基づく講習受講などの義務を負います。試験に合格しても登録しない選択はできますが、資格の活用・名乗り方が異なるため、受験目的が採用要件なのか、登録資格まで必要なのかを先に確認しましょう。継続講習の費用や時期も含めた総負担を理解してから進めることが大切です。

記述問題に備える​

SCではセキュリティ技術だけでなく、インシデントの状況、業務への影響、関係部門の役割を読み、現実的な対策を文章で示す力が問われます。IPAが公開する過去問題や採点講評を使い、設問の要求語(理由、対策、留意点など)に対応した答案を書いてから解説と比べると、知識不足と設問読解の問題を切り分けられます。登録後の講習内容と試験範囲は同じではないため、試験合格だけをもって登録維持の要件まで満たしたと誤解しないでください。

試験方式・実施時期・登録制度は改訂される場合があります。IPAのSC試験情報と登録センターの案内を確認してください。確認日: 2026-09-24。