基本情報技術者試験(FE)
試験の対象
基本情報技術者試験は、ITを活用したサービスやシステムの企画、設計、開発、運用に関わる人の基本知識と技能を評価する国家試験です。ITエンジニアを目指す人だけでなく、システム部門や業務部門でITの仕組みを理解したい人も受験できます。年齢や学歴による受験資格はありません。合格しても特定の業務を独占する免許ではなく、ITの基礎力を示す試験です。
科目A・科目B
試験はCBT方式で、科目Aと科目Bをそれぞれ予約して受験します。科目Aは90分・60問で、テクノロジ、マネジメント、ストラテジの基礎を幅広く問います。科目Bは100分・20問で、アルゴリズムとプログラミング、情報セキュリティを中心に出題します。科目Aは四肢択一、科目Bは多肢選択式です。合格には両科目で評価点600点以上/1,000点が必要で、片方の高得点で他方の不足を補う制度ではありません。
2026年度も基本情報技術者試験はCBT方式です。受験料は7,500円です。試験実施期間や予約可能日には休止期間・会場ごとの差があるため、「通年実施」をいつでも予約できる意味に取らず、IPAと申込事業者の最新スケジュールを確認します。IPAが2026年度の実際の科目A・B公開問題を掲載しているので、現在の形式に近い練習資料として使えます。
学習の進め方
科目Aはシラバスを見ながら、用語の定義と関係を確認し、分野をまたぐ問題にも対応できるようにします。科目Bは擬似言語の処理を1行ずつ追い、配列、繰返し、条件分岐、関数の値の受け渡しを紙やエディタで検算します。特定のプログラミング言語を暗記する試験ではありませんが、処理を追う練習は必要です。情報セキュリティの設問では、状況に対する対策の優先順位を考えます。
IPAの科目A免除対象講座を使う方法もあります。講座修了試験に合格すると、定められた期間内の科目A免除を申請できます。対象講座、修了認定の条件、免除期間を事前に確認し、自分でCBTを直接予約する場合と比べて計画を立ててください。
公式情報
制度確認日: 2026年9月24日。試験の予約可能期間と特別措置は年度・受験者の状況で異なります。