LPIC-2
概要
LPIC-2は、Linux Professional Institute(LPI)が提供するLinux技術者向け国際認定資格です。
LPIC認定の第2段階にあたり、単一Linuxサーバの基本操作だけではなく、中小規模の混合ネットワークを管理・運用できる能力を確認します。
カーネル、ストレージ、ネットワーク、DNS、Web、ファイル共有、メール、セキュリティなど、Linuxサーバ運用を幅広く扱います。
認定要件
LPIC-2認定を取得するには、次の両方が必要です。
- 有効なLPIC-1認定を保有していること
- 201試験と202試験の両方に合格すること
201と202はどちらから受験しても構いません。
試験詳細
| 項目 | 201試験 | 202試験 |
|---|---|---|
| 現行試験コード | 201-450 | 202-450 |
| 試験時間 | 90分 | 90分 |
| 問題数 | 60問 | 60問 |
| 形式 | 多肢選択・穴埋め | 多肢選択・穴埋め |
| 日本語 | 対応 | 対応 |
| 会場 | Pearson VUE / OnVUE | Pearson VUE / OnVUE |
2026年9月時点の公式ページでは、LPIC-2の現行バージョンは4.5とされています。
LPIは2026年中にLPIC-2試験の更新を計画していると公表しているため、受験前に試験コード・Exam Objectivesが切り替わっていないか確認してください。
201試験の主な範囲
- Capacity Planning
- Linux Kernel
- System Startup
- Filesystem and Devices
- Advanced Storage Device Administration
- Networking Configuration
- System Maintenance
システム起動・カーネル・ストレージ・ネットワークなど、OS基盤側の高度な管理が中心です。
202試験の主な範囲
- Domain Name Server
- Web Services
- File Sharing
- Network Client Management
- E-Mail Services
- System Security
DNS、Webサーバ、Samba / NFS、メール、クライアント管理、セキュリティなどネットワークサービス側を扱います。
認定の有効期間
LPIC認定は、原則として認定日から5年間有効です。
有効状態を維持する方法として、LPIは次の選択肢を案内しています。
- メンバーシップを利用する
- 上位レベルの認定を取得する
- 現行版の試験を再受験する
LPIC-2を取得すると、下位のLPIC-1もLPIC-2と同じ有効期限へ更新されます。
難易度・勉強時間目安
LPIは一律の標準勉強時間を設定していません。
LPIC-1レベルの操作を前提に、ネットワークサービスや障害対応、セキュリティまで広がるため、Linuxを実際に構築・運用しながら学ぶ方が効率的です。
コマンド暗記だけでなく、DNS・Web・ファイル共有・メールなどを自分で構築し、設定ミスや障害を切り分けられる状態を目標にします。
公式情報
(確認日: 2026-09-25)